「アニエスの浜辺」を見た
Posted: 2009/10/23
先日、久々に映画館で映画を見た。午前中の打ち合わせが済んで帰ろうと思ったら、神保町駅前の岩波ホールでアニエス・ヴァルダの「アニエスの浜辺」というフランス映画がやっていて、開始時間がちょうどよかったので見てきた。岩波ホールはなんか突然ぶらりと立ち入らせる不思議な力がある。これまでもイラン映画とかよくわからないのをよく見た。
この映画はアニエスヴァルダの自伝的作品で、ぼくはとくべつ思い入れもないので途中少し眠くなった(前に居たおじさんは早々に寝た。なおかつ途中で退出した)。退屈な映画ということはないのだけど、監督本人の家族や作品についての語りと作品のアーカイブ映像とで構成されててとくに起承転結の物語があるわけではないので、そういう意味ではアニエスヴァルダやジャックドゥミを知っていたほうが楽しめる映画であることは間違いない。アニエスヴァルダといえば、かなり昔に女の子とこの岩波ホールで「ジャック・ドゥミの少年期」「アニエスv.によるジェーンb.」の二本立てを見たのをなんとなく覚えているが内容は覚えていない。いや、たしかジャックドゥミの少年期はフレッドアステアの曲が印象に残ってたような……下手すると20年近く前の記憶で驚くな。。
ぼくはアニエスヴァルダもジャックドゥミもよく知らないので、この作品についてもなにか語れるということはないのだが、でも随所に「おお」と思わせる瞬間があって映像制作ということで云うと非常に勉強になった。色がきれいだし、砂浜で鏡を使った演出とかセンスって衰えないのかなと。81歳になっても創作意欲があるっていうのが一番すごいと思う。
劇場に見に来てたお客さんもほとんどおばさんかおばあさんだったのは何か理由があるのだろうか。平日昼間のおばあさんの映画だからか? 不思議な空間だった。まあそういうほうが落ち着くけど。
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