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佐々木昭一郎というジャンル

先日tumblrのダッシュボードに「佐々木昭一郎というジャンル」というフライヤーが流れてきて、今月ユーロスペースで作品上映会が行われるだということを知った。もともと佐々木昭一郎さんのファンだったので、いそいそとtwitterにつぶやいたりもしたのだが、今日義理の姉から参加している映画の研修会の修了企画があるから見に来てくれとメールをもらったら、それがこの「佐々木昭一郎というジャンル」だった。かなりびっくりした。

Wikipedia: 佐々木昭一郎

佐々木作品との出会いは、たぶん1996年前後のことだと思う。当時勤めていた会社の応接で見た記憶があるのだが、記憶ではなぜか社内には誰もおらず、たぶん残業でコンビニで買ってきた夜食か何かを食べるのに一人で応接に行って何気なくテレビをつけたのだと思う。BSか何かから流れてきたのは風景は60~70年代、一人の少年(青年)が旅をしていき道中いろいろな人に会うというドキュメンタリーだか演劇だか即興劇だか何だかよくわからないがとにかく生々しくてすごい迫力の映画だった。寺山修司は学生時代から好きで文芸座などに映画もよく観に行っていたので、ATGとか実験的な、そういう「たぐい」の映画だということはすぐわかった。結局そのまま釘付けになって最後まで見てしまったのだけど、それが寺山修正ではなく佐々木昭一郎の「さすらい」という映画だと知ったのはだいぶあとになってからだったと思う。

当時はインターネットで情報をさがすなんてことはまだなかったので(せいぜいニフティサーブからやっと卒業したくらいのタイミング)、その作品が何なのかすぐにはわからなかったし、どれほどあとになって知ったかも忘れてしまった。しかしその「さすらい」のインパクトはすごくて、あの映画をもう一度見たいとずっと思っていたし、佐々木昭一郎の名前を忘れることもなかった。

その後、佐々木昭一郎という名前を知ってからは映画監督ではなくテレビディレクターであったということや「さすらい」以外にも多くの優れた作品を監督していることを知った。しかし、やはり情報は圧倒的に少なかったから、もしかしたらもう4~5年はたつかもしれないが、ケーブルTV(日本映画専門チャンネルとか?)で「佐々木昭一郎特集」が組まれたときには快哉を叫び、すべてを録画した。

ということで、7/24から30まで渋谷のユーロスペースで「佐々木昭一郎というジャンル」というイベントが行われます。上映作品は「マザー」(7/28)、「さすらい」(7/26)、「夢の島少女」(7/25、29)、「四季・ユートピアノ」(7/24、27、30)の計4本。どの日も21時から。詳しくは、http://www.sasakishoichiro2010cmw.com/ 。

佐々木昭一郎作品のほとんどがDVDなどソフト化されていないそうです。劇場で見られる数少ないチャンスですからこれは見なきゃですね。

Posted: 2010/7/6

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