タグ「本」を含むエントリー
iPadが欲しいけどそんなにすごい欲しいわけでもない
Posted: 2010/5/28
今日発売になりました。先日始めたオンライン・ブックショップで雑貨も販売しようと思っていて、iPadのケースも仕入れているのですが、入荷が間に合わなかった。「このビッグウェーブに乗るしかない」とわたしも思ったんですが。すっかりチャンスを逸しました。
いろんなところでiPadの何がすごいみたいな記事があって、産経だったか、ファッション誌の事例とかAlice in wonderlandとかいろいろiPadで楽しめる新しい電子書籍が紹介されてたのですが、そういうことじゃなくないかなと。思いました。まあ事例としてはわかりやすいですが。それとこの辺の胡散臭さは90年代なかばのマルチメディアブームを思い出させました。CD-ROMでインタラクティブでエデュテインメントでとか。若者の活字離れとかはうそで、じつは本(テキスト)を読む量は圧倒的に増えているんだという話が最近ありましたが、iPadがで本が動くようになるとか、新聞の一部が動画になるだとか、そういうのはそれこそ瑣末なことで、もっと根本的なことは「読む機会が増える」とか「安く読める」とかそういうことではないでしょうか。テキストの復権みたいなことをホリエモンさんも云ってますが、まさにそういうことかなと。結局「文字」ほど洗練されたメディアはないぞと。
「デマンド・ジェネレート」という言葉を以前よく聞いた気がします。でも「できること」(送り手側)が「やりたいこと/ほしいこと」(受け手側)とは限らないので、くだんの産経の記事にあったような事例については、「マルチメディア」同様、早晩廃れるのではないかとわたしは思いました。何でもリッチにすればいいというわけではない。
それと先日、丸の内の「松丸本舗」に初めて行って、紙の本がこれからますます高級な、ある意味趣味的なもの、嗜好品になっていくんだなと痛感しました。そのうち多くの本は紙で出版できなくなるはずですから。さすがに10万円近い松岡正剛さんの「千夜千冊」は悪い冗談にしか思えなかったですが……。2000部も売れたというのだから本当にもう宗教法人を作るべきだったかと。。
で、iPadについてはわたしはiPhoneでわりと事足りてるので今のところ購入予定はありません。が、最近ノートPCを新調したうちの親にあげたら喜ぶかなと想像しました。現物に触ったことがないですがiPhoneのでかくなった版だと考えると究極のシニア向け端末というのもあながちウソではありませんな。
シンクロナイズ堂という名のブックショップ
Posted: 2010/5/14
当社で「シンクロナイズ堂」という名前のブックショップ=古書店を始めました。
http://do.synchronized.co.jp/

基本的なコンセプトとしては「うちにある本を全部売る」ということで、とりあえず本しか売ってませんが、今後ECサイトとしてちゃんと商品を仕入れて売るようにできたらなあと考えております。よろしくお願いします。
『生命保険のカラクリ』フリーダウンロード
Posted: 2010/3/2
この新書は珍しく買って読んでいてとても面白かったので、機会あれば人にも勧めたいなと思っていた。それがPDFデータをまるごと無料でダウンロードできるというので、さっそく試してみた。無料といっても詳細なアンケートに答えなければならなかったりメール認証しなければならなかったり、もう“無料”とは云えないものがあるなかで、これは非常にシンプルなアンケートで全然問題なし。ちゃんとDLできました。自分が入っている生命保険の保障内容をよく把握せずにいる方などに激しくおすすめな本です。
頒布コストのないインターネットで無料版を配って有償版の販促につなげるといういわゆるフリーミアム戦術だが、それにしても文芸春秋社は思い切ったものだなあ。いずれにせよ日本の電子出版で最初に普及していくのは新聞やこの手のビジネス書籍だと思うので、ユーザーにデータでの読書体験を試してもらうという意味でも有効なのかもしれない。これによって書店で『生命保険のカラクリ』がもっと売れるようなことがあれば素敵ですな。











